最近利益率が下がってしまって困っています。
利益は出ていますが
肝は売上額ではなく利益率ですよね。
売上を作ること自体は簡単です。
ただ売れてる商品の仕入をすればいいわけですから。
利益率が下がる要因としては2つあると思います。
①価格競争
アマゾン→アマゾンではよくよくよく起きますよね。
仕入れる時は利益取れるけど
納品の段階になると値崩れしている。
自分は本当にアマゾン→アマゾンが苦手でして…(笑)
これに対抗する自分の策は相場より安く仕入れるです!
当たり前じゃないかと言われそうですが(笑)
例えば安いセラーの在庫を買占めして相場を上げる。
(アマゾンが最安値で販売している場合は諦めます)
または相場より交渉して安く仕入れる。
但し一通りネット上の販売先をすべて調べて
どこがいくらで売っているか把握する必要があります。
それでこの商品は大体これくらいで取引されていて
過去の最安値はこれくらいで…
そのうえでいくらで仕入れられれば利益は取れるだろう。
といったようにひと手間かけます。
アマゾン上ではKeepaが使えますね。
eBayでも過去の落札が見れます。
ちょっとめんどくさいですよね。
でもこういうめんどくさい事をコツコツやるのが
自分たちのような弱小セラーの生きる道ですよね。
②返品、損傷、不良在庫
不良返品や損傷、不良在庫などでヤフオクで赤字販売すると
どうしても利益率が下がってしまいます(;’∀’)
対策としては不良返品はセラーに連絡する。
上手くやれば返金してもらえることもありますし、
直取だと次回割引してくれたりします。
損傷に関してもセラーに一度連絡してみるといいですね。
あと損傷を抑える方法として
極論ですがMYUSを通さずに大口の仕入れ先から
直接配送してもらうと損傷が少なかったりします。
不良在庫に関しては対策がないですね…
赤字でもさっさと販売したほうがいいです。
特に期末はそうです。
蛇足ですが在庫額(原価+国際送料+関税)は
経理上、利益として計上されます。
ですのでお金に変えなくても税金がかかります。
それなら赤字で現金に変えたほうが利益down、税金downです。
一定数の不良在庫は仕方ないと思っています。
特に高利益率の商品は全く外れる場合もありますし。
自分偉そうなこといってますが
実はここ最近13~15%くらいなんです(;’∀’)(;’∀’)(;’∀’)
ちなみにここでいう利益率ですが下記の数字です。
売上ー(商品原価+個当たり送料+個当たり関税)=利益
利益÷売上=利益率
実際にはここから外注費がさっ引かれますよね。
(自分の場合外注費は売上比で2~4%くらいです)
ですので、この式で利益率20%はいかないと…
外注費ですが納品代行と、どう考えても苦しいです。
ここから生活費を捻出するわけですから。
売上300万の利益率15%では利益45万。
そこから外注費10万とか引くと営業利益で35万切るくらいです。
では売上300万の利益率20%では利益60万。
外注費10万で営業利益50万弱。
売上300万で利益率25%では利益75万。
外注費10万で営業利益65万弱。
因みに理想形
売上500万で利益率23%、利益額115万。
外注費15万で営業利益100万。
ROI30%だとで売上原価で383万(115万÷30%)
月在庫回転数0.4回/月だとすると
(月在庫回転数は当月売上原価÷(期首在庫+期末在庫)÷2
在庫額958万キープを達成できれば…
因みに今日の段階で在庫額は571万。
おぉけっこうきびしいですね…
キャッシュフローが持つのだろうか…
ここからの在庫の積み上げは高い基準が必要です。
利益出ても実際には
キャッシュフローは上がってこない可能性もありますよね。
ですので利益率には高い基準を設定しないと!
基準を設定してもそれを守るのがどんなに難しいか…
もちろん販売の売れ行きとの兼ね合いもありますが
アマゾン販売で販売利益率17%とか
うわ~…(;’∀’)
こういうの仕入れたくなりますよね~
ここからは時間をしっかり使って高利益率を探すのと
また新規商品を挑戦してみます。
去年は200カタログ作成して生き残っているのは
2カタログ(ただし独占できています)
ここから学べることは
丁寧にカタログを育てるという意識が必要ですね。
そしてテストをして改善する。
1カタログごとに手間をかける。
並行輸入業者として最大の価値を発揮するのはどこかというと
大手が輸入しないニーズが少ない商品を
日本で安価に手に入れることが出来る。
つまりアマゾンでいう新規商品です。
それ以外の相乗りセラーは価格競争を起こして
より安価な価格にする役割
ということになります。
あとは日本代理店がない製品を
わかりやすく説明して販売する
なんかも価値になりますよね。
価値=利益率の図式が成り立つならば
利益率を上げる近道は
新規商品を詳しく説明して販売する。
ということになります。
というわけで1カタログ入魂で丁寧な仕事をします!!
最後までお読みいただきありがとうございます(^^)/
ソラヌマでした!