在庫をどんどん積んでいますが
回転がなかなか上がってこなくて
焦っています(笑)
在庫保管日数とリピート発注数
あと付随して保管日数とキャッシュフローの
関係について考えていきたいと思います。
在庫保管日数とは発注して
請求が上がってから商品が
売れるまでの期間ですね。
お金がモノに代わって
またお金に代わるのに必要な
期間と言ってもいいですよね。
請求のタイミング自体は
ほとんどの場合は
発送時に上がってきます。
ですので在庫保管期間とは
輸送などのリードタイムを含みます。
こう言ってもいいかもですね。
在庫保管期間=リードタイム+FBA保管期間
在庫保管期間が長ければ長いほど
キャッシュフローは悪くなります。
逆に保管期間を短くできれば出来るほど
キャッシュフローはよくなります。
利益が上がっていても
在庫保管期間が長くなると
どうしても資金を圧迫します。
リードタイムは海外からですと
2週間~3週間くらいになってくると思いますので
FBA入荷から30日間での販売ですと
50~60日間という事になってきます。
(もちろん作戦によって目安とする
保管日数は変わってきます)
利益率にもよると思いますが
これくらいの保管期間だと
月仕入れ額の2~3か月分の資金が
必要になってきます。
ただクレジットカード利用のアマゾン販売だと
入金速く、支払い遅くなりますので
もうちょっと少なくなりますね。
保管期間を少しでも短くするためには
①リードタイム(輸送~納品まで)に工夫をする
②発注時の個数に基準をもうける
③入荷してから損切に基準を設ける
という方法があるかと思います。
①リードタイム(輸送~納品まで)に工夫をする
できるだけ速い方法で送ったり
海外でラベル張りまで終えてしまって
直FBA納品とか。
仕入れ先の状況で色々変わってきますが
自分の場合は納品代行をやめて
自社納品にすることで
短縮することができました。
これは納品代行が遅いとかではなくて
発注ごとに納品依頼ファイル作成して
依頼していたんですが
梱包が分かれてバラバラに到着していて
到着次第発送ということが出来なかったんです。
元々コストダウンの為に自社納品にしたんですが
結果的にリードタイム短縮も出来たって感じです。
返品商品とかもさっさと中古とかで
出品してしまいましょう。
②発注時の個数に基準をもうける
例えばリサーチ時の仕入れの基準を
1か月に売れる販売数を遵守する、とかですかね。
もちろんそのタイミングでしか仕入れできない
(仕入れ先欠品で自分しか仕入れできない)
とかなら基準を破ってもいいとは思いますが
小売り仕入れですと
自分しかその価格で仕入れできないことって
なかなか無いと思います。
(eBay上での交渉以外は)
直取りリピート発注ならまた違う方法がありますね。
セラーセントラルの在庫健全化ツールを使うか
フルフィルメントレポートで
在庫詳細レポートで保管日数を
数えて目標保管日数と照らし合わせて
発注数を決めるとかもありますね。
あとは納品日と販売日をファイル上で
管理して発注数を決める方法もいいですね。
これやっとくと販売管理もしやすくていいですよね。
在庫健全化ツールですが
リードタイムと発注の頻度をちゃんと設定しておくと
割とまじめな数字を出してくれます。
自分はリードタイム3週間の
発注頻度1週間で設定していますね。
ただ多販路展開のマルチチャネル利用だと
他販路の販売数が考慮されませんので
在庫詳細レポートでいつ入荷して
いつ発送されたかを人力で数えてもいいです。
WhseTransfersとはFBA倉庫間の在庫移動のようです。
Receiptsが受領でShipmentsが発送ですね。
③入荷してからの損切に基準を設ける
入荷してから何日間過ぎて売れなかったら
対策していきます。
対策といっても商品ごとに違いますが
閲覧数上げるかコンバージョン上げるか
どっちかしかないですよね。
商品の数字を見て決めます。
閲覧数なら広告入れるか
検索キーワードを見直す。
コンバージョンなら商品紹介コンテンツですね。
写真と説明文を増やして
カタログを充実させるですね。
それでもだめなら値下げ、
最後はヤフオクです。
それでは最後によろしければ
ご自分の在庫保管日数を
計算してみましょう!
必要な数字は
・月の売上原価
・月初と月末の在庫額
これだけあれば月平均在庫保管日数を出すことが出来ます。
※売上原価とは売れた商品の仕入値のことです。
※在庫額には個当たり関税消費税と個当たり国際送料を含みます。
まず月平均在庫額を出します。
(月初の在庫額+月末の在庫額)÷2=月平均在庫
次に月在庫回転率を出します。
月売上原価 ÷ 月平均在庫=月在庫回転率
1か月をここではわかりやすく30日としておきます。
30 ÷ 月在庫回転率=月平均在庫保管日数
例えば月に50万仕入をして
その月の月初が在庫額80万
月末が在庫額100万だとすると
月平均在庫は(100万+80万)÷2で
90万となります。
月の売上原価が40万とすると
40万 ÷ 90万 =0.444
で月在庫回転率は0.444です。
30 ÷ 0.444 = 67.6となり
月の平均保管日数は67.6日間で
この数字だとどこかに
てこ入れする必要があるとわかります。
偉そうに言ってますが
自分が保管日数の意識が低かったせいで
苦労してます。
でも12月が控えてるからこのタイミングで
気づけたのは不幸中の幸いですね。
12月バンバン売ります!
最後までお読みいただきありがとうございます!
ソラヌマでした(^^)/